米飯を考える
13日、那覇市の那覇第二地方合同庁舎で
沖縄総合事務局農林水産部主催
「沖縄の食生活におけるご飯食について考える」
という講演会が行われました。
今朝の番組でも触れましたが、
お米の消費量は右肩あがりにもかかわらず
日本人の一人あたりのお米の消費量は
昭和37年の年間約120キロをピークに
減少を続け、今年の8月の速報値では
なんとおよそ61?と半減しているそうです。
昨日の基調講演では、viewリスナーの皆さん
おなじみ、琉球料理師専修学校の
宮川典子先生が、
「ご飯食を中心とした食生活について考える」
という演題でお話をされましたよ!
*講演する宮川先生
宮川先生のお話の中でとても印象的
だったのは、
・「米飯」にあう「おかず」は
バリエーションが多く油が少ない。
・お袋の味には「米飯」にあう食事が多い。
ということでした。
そして朝食におすすめの「簡単米飯料理」も
教えてもらいましたよ。
?しらすごはん
材料:
米飯、しらす、削り節、青海苔、いりゴマ、醤油
混ぜるだけですから2分もあればOKですね。
いや、、、もっと簡単なほうがいいという方
お勧めはこちら・・・
?胡麻ごはん
材料:米飯、いりごま
もちろん、混ぜるだけですので、
30秒で完成ですね!
実際、?の胡麻ご飯をいただいたのですが
胡麻の香ばしさがごはんの味を引き立て
シンプルながら食べ応えのある味でした。
続いては
沖縄国際大学 安次冨郁哉准教授です。
*「食から見た沖縄の健康未来を考える」
という演題で講演されました。
安次冨先生の話で印象的だったのは
・国民医療費は年間33兆円
100万円札束にすると990キロになる。
・お米の消費量は減少しているが、
現代人は意外と米が大好き。
食習慣の見直しをはかれば、消費量も
増えるのではないか?という点でした。
子どもの健康は親が握る。
世帯単位で食生活習慣の見直しが
必要なのかもしれませんね。