私、うつと共生しています。
実は、私はうつと共生しています。
信頼できる主治医
温かく見守ってくれた家族と友人
理解ある職場の上司と環境
この3つのおかげで私のうつは
回復傾向にあります。
しかし、うつと「共生」しています。
と笑顔で言える環境にたどり着くまでには
かなりの時間がかかりましたし、
多くの方に迷惑やご心配をおかけしました。
私がうつになった原因は正確にはわかりません。
しかし、誰かの所為、何かの所為で
うつになったのではありません。
原因を探るのは難しいですし、それはナンセンスだと思います。
なぜなら、ひとつひとつの事象といろいろな状況や要因が
複雑に絡み合って私は「うつ」になったのだと思います。
そうなると、誰も悪くありませんし、
追求するだけ時間の無駄です。
発症するまでの話はもう過去のことです。
過去と他人はかえられません。
かえられるのは未来だけ。
だから前を向いて歩くと決めたのです。
でも、私はうつとの共生を通して
いろいろな事を教えてくれました。
苦しいこともありました。
今でも、時々苦しい思いをすることもあります。
でも、私は心からうつに感謝したいと思います。
そういう心境です。
私自身がまだうつを知らなかった頃、無知ゆえに
うつで苦しんでいる人に対して、間違った接し方を
していたなぁと後悔することがあります。
その後悔と反省の情もあり、うつについて、
ココロの健康について情報を発信していきたいなぁと
思うようになりました。
今、私に向けられる誤解や偏見を
以前は私がしていたということを恥ずかしく思います。
このカテゴリーでは、
私の「うつエッセイ」を綴っていきます