水谷豊~心の三叉路71~

大城勝太

2008年04月29日 14:00


かなうものならば…水谷豊のような年の重ね方をしたいと思っています。
水谷豊さんがテレビの世界に入ったのは俳優になりたかったからではなく
その舞台裏に興味があったからだそうで、どんな高い評価を受けても
俳優としての仕事はアルバイトのつもりで続けてきたのだとか。
彼がシリアスな役も、コメディタッチな役もすんなりこなせるのは
そんな必要以上の力みのない姿勢が影響を与えているのかもしれません。

私も意外なことから今の仕事を始め、以前は興味なんて全くなかった分野に
猛烈に興味を抱き必死に勉強していたりします。しかし、元々興味がなく
冷めてその世界や分野を一歩引いて見ていた分気がつくこともたくさんあります。
今の自分の仕事や生活に満足していることを考えると、これはこれでよかったのかも
しれません。

水谷豊25年ぶりの映画主演となる「相棒」の公開を前にそんなことを考えてしまいました。

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