一朝入魂(491)

大城勝太

2013年10月28日 17:57

私の母はクリスチャンで、
幼い頃から聖句を聴いて育った。

残念ながら現在は母と信仰を
共にしていないが、それでも
「三つ子の魂百まで」の言葉通り、
今でも、聖書の一節が頭をよぎることがある。

この週末もそうだった。

「何事にも定められた時がある。
天の下のすべてに事には時がある」

という伝道の書3章1節。
この言葉が頭をよぎった。

というのも、先述の通り、
去る金曜日、私が10年前に派遣社員
をしていた頃の担当者に会った。
大変お世話になった天願さん!

再会は5年ぶり。

この前会った時は私が精神を病み、
心も体もボロボロの時期だった。
もう、何を話したのかよく覚えていないが
天願さんの優しい笑顔に救われたことは事実。

あれから5年。

信じられないくらい、
お互いの人生は大きく変わっていた。

でも一つ、確かな事!

二人ともすごく元気になったということ。
そして前向きな人生を歩もうと日々楽しく
奮闘しているということ。

多くを語らずとも、
多くを聴かずとも、
お互いにそれを感じ合えた。

去年でもない
2年前でもない
3年前でもない
4年前でもない。

再会の“時”は“今”だったのである。

こんな不信仰な私にも
適切な“時”を与えてくれた事を感謝したい。

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