県医師会県民健康フォーラム〜一朝入魂(544)

大城勝太

2014年02月01日 14:08

さて、今日は沖縄県医師会県民健康フォーラム
急性心筋梗塞とは?〜身近な誰かが倒れたら〜
@パシフィックホテル に参加中。

沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
循環器内科 部長 砂川長彦先生による
「心筋梗塞とは?ー沖縄の現状を含めて」







続いて、寸劇
「でぇ〜じなとん、メタボのおじぃがたおれた!!」
県立中部病院の看護師の皆さん

プロ顔負けの演技!
楽しく、分かりやすく心筋梗塞について、
そして実際に心筋梗塞の患者が出た時に
どう対応したらよいかを学べた。

続いて「心筋梗塞の急性期治療ー初期対応が命を救う」
豊見城中央病院 循環器内科部長 新崎 修先生の講演

写真は狭心症と心筋梗塞の違い

狭心症の状態で病院で治療することが望ましい。
心筋梗塞は時間との勝負。心臓マッサージと
病院への即搬送が重要。

AEDを使用した場合としない場合の社会復帰率の違い。
さらなる普及が期待される。

心筋梗塞は、激しい胸の痛みが15分以上あれば
(しめつけられるような、圧迫されるような、焼け付くような)
心筋梗塞を疑って、即119番にコール。
心臓マッサージやAEDを使えるよう日頃からスキルを積む。
(講習会などに参加する)

心筋梗塞の予兆。
・からだがだるい、息切れがする
・左側の背中や肩が痛む
・左手の小指が痛む
・吐き気、嘔吐
・冷や汗や脂汗が出る
・意識がなくなることがある
*ただし、これらの予兆がない人もいる。

沖縄県の肥満率は全国1。
1990年以前の沖縄での発症率調査では
心筋梗塞は他県に比べて明らかに少なかった。
しかし、2005年では、沖縄の30代〜40代男性
40~60歳女性の心筋梗塞死亡が全国平均を上回っている。


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