さて、先ほど県庁では
音楽を軸に官民いったいとなり、観光立県沖縄を盛り上げるプロジェクト
「県民向け受入体制啓発プロモーション」実施についての
記者会見が行われました。
県ではいま、
「Be. Okinawa」
という観光の新ブランドを策定し
世界各国へ沖縄をPRしています。
これまで、沖縄は国内外に対し「青い空、青い海」
という言葉で観光のイメージを発信してきました。
しかし、海外から観光客を呼ぼうという今、
それでは東南アジアの競合観光地に対抗できない。
ということで、世界でも有名なクリエイター・マーケット
集団によって生まれたのが
「Be.Okinawa」
というキャッチコピーだそうです。
この言葉には
「沖縄にとけこもうよ」
「沖縄の一部になろうよ」
というフレンドリーなお誘いのメッセージが込められています。
この言葉の持つ意味を県民に浸透させ、
国内外の観光客を温かく迎える機運を高めていこう!
というのが今回のプロモーションの目的なのだとか。
県民一人ひとりが観光資産なのだということを理解し、
世界に発信しようというわけです。
では、海外からの観光客により満足してもらうために、
県民がどう接するのか、どうおもてなしをするのか?
今回、まずは県民が一丸となって
沖縄観光の魅力を再発見できるような楽曲を
BEGINの比嘉栄昇さんが楽曲をプロデュースすることになりました。
比嘉さんは記者会見の中で
「今回はBeginとして楽曲をつくるのではなく県民から素材を頂き、
みんなで作って行く。海外から来た人が一緒に歌える、踊れる。
三線の体験教室などで一日でマスターできるような曲にしたい。
言葉が伝わらない場でも歌があれば、つながれる。
音楽があれば楽器があれば、
心の扉が開いて言葉を超えた交流ができる。
沖縄のいいところをできるだけ引き延ばしていきたい」と挨拶。
今後はお祭り会場や幼稚園などに、自ら出向き、メロディーを収集し、
12月上旬までには曲を感性させる予定だということです。