2012年02月13日
一朝入魂(313)
全国の、いや世界的にも注目を集めた宜野湾市長選挙
が終わった。
先週頭には伊波氏先行の報道があったが、蓋をあけると戦を制
したのは新人の前県議佐喜真淳氏。しかしその票差は900票。
市を二分するする厳しい選挙だったことは言うまでもない。
それにしても特筆すべきはやはり民主党県連の動き。
まぁ、その違和感にそろそろ慣れそうだが、やっぱり変だと思う。
県選出の民主党議員は黄色いはちまきを締める一方、県連支持
の労組が青いはちまきを締めていた。自主投票とはいえ、政権
与党の人間が違う候補を応援しているのは解せない。
伊波さんの落選で、革新サイドはエース伊波洋一で2連敗を喫し、
6月の県議選なども含めて今後の選挙対応が焦点となるが、もう
そろそろ保守・革新という線引きはナンセンスではなかろうか。
旧態依然とした選挙構図は選挙民には響かない。低い投票率は
その裏返しだろう。
こうして考えると、今回の選挙は勝者なき選挙だったのではないか。
つまり、佐喜真さんが勝ったのではなく、伊波さんが負けたということ。
これは民主党が大勝した2009年の夏の総選挙と似た構図。
今回は伊波さんに期待できない。その受け皿として佐喜真さんに票が
流れるという消去法的選択が働いたように感じる。
宜野湾市長として、普天間固定化をどう回避するか。
それとあわせて、公約である県外移設をどう実現するのか。
900票差という僅差をどう市政に反映させるのか。その決断は重い。
が終わった。
先週頭には伊波氏先行の報道があったが、蓋をあけると戦を制
したのは新人の前県議佐喜真淳氏。しかしその票差は900票。
市を二分するする厳しい選挙だったことは言うまでもない。
それにしても特筆すべきはやはり民主党県連の動き。
まぁ、その違和感にそろそろ慣れそうだが、やっぱり変だと思う。
県選出の民主党議員は黄色いはちまきを締める一方、県連支持
の労組が青いはちまきを締めていた。自主投票とはいえ、政権
与党の人間が違う候補を応援しているのは解せない。
伊波さんの落選で、革新サイドはエース伊波洋一で2連敗を喫し、
6月の県議選なども含めて今後の選挙対応が焦点となるが、もう
そろそろ保守・革新という線引きはナンセンスではなかろうか。
旧態依然とした選挙構図は選挙民には響かない。低い投票率は
その裏返しだろう。
こうして考えると、今回の選挙は勝者なき選挙だったのではないか。
つまり、佐喜真さんが勝ったのではなく、伊波さんが負けたということ。
これは民主党が大勝した2009年の夏の総選挙と似た構図。
今回は伊波さんに期待できない。その受け皿として佐喜真さんに票が
流れるという消去法的選択が働いたように感じる。
宜野湾市長として、普天間固定化をどう回避するか。
それとあわせて、公約である県外移設をどう実現するのか。
900票差という僅差をどう市政に反映させるのか。その決断は重い。
Posted by 大城勝太 at 12:21│Comments(0)
│旧コラム:一朝入魂