2012年03月02日
一朝入魂(327)
さて、暖かい風吹く金曜日である。
昨日は県立高校の卒業式だった。
私が母校、向陽高校を卒業したのは13年前。
1999年のことだ。
振り返ると少々すさんだ高校時代だったと思う。
漠然とした将来への不安や不満。思うようにならない私生活。
実は自分と向き合う事が足りなかっただけで、状況はすごく
整っていたのに、私は何をふて腐れていたのだろうか。今頃に
なって当時の自分が恥ずかしい。自分と向き合うことから逃げて
いたのだろう。
そんな私の3年間をずっと見守ってくれたのが担任であり
放送部の顧問だった比嘉純子先生だった。ベテランの純子先生
からすれば私の心の内はすべてお見通しだった。
1年生から2年生。3年生へと学年が上がるたびに、先生は私を
苦虫を噛み潰したような顔で見るようになった。きっと言いたいことが
いっぱいあったと思う。でも先生は「気づき」を大事にする人だったから、
多くを私に語らなかった。心のすさみを自分の力で解消させようと言いたい
ことをグッとこらえていたのだろう
「言ってくれたらいいのに」なんて当時は不満に思ったものだが・・・先生には
わかったいたのだと思う。自分で気付かなければ人は変われないってことを。
卒業式前にもらった通知票の担任所見に一言。
「天に恥じぬ生き方をしなさい」と書いてあった。
その言葉をもらって13年。
年を重ねるごとにその言葉は重く、自分と向き合うきっかけをくれる。
あのころは正直キライだと思っていた純子先生だが、今になって思えば
誰よりも私の将来を案じていたと思う。今の自分がこうやって元気に仕事
をすることができるのも、純子先生が見守ってくれた3年間と卒業の時に
くれた言葉のおかげだ。
昨年秋の同窓会でお会いしたばかりだけど・・・会いたいな純子先生。
昨日は県立高校の卒業式だった。
私が母校、向陽高校を卒業したのは13年前。
1999年のことだ。
振り返ると少々すさんだ高校時代だったと思う。
漠然とした将来への不安や不満。思うようにならない私生活。
実は自分と向き合う事が足りなかっただけで、状況はすごく
整っていたのに、私は何をふて腐れていたのだろうか。今頃に
なって当時の自分が恥ずかしい。自分と向き合うことから逃げて
いたのだろう。
そんな私の3年間をずっと見守ってくれたのが担任であり
放送部の顧問だった比嘉純子先生だった。ベテランの純子先生
からすれば私の心の内はすべてお見通しだった。
1年生から2年生。3年生へと学年が上がるたびに、先生は私を
苦虫を噛み潰したような顔で見るようになった。きっと言いたいことが
いっぱいあったと思う。でも先生は「気づき」を大事にする人だったから、
多くを私に語らなかった。心のすさみを自分の力で解消させようと言いたい
ことをグッとこらえていたのだろう
「言ってくれたらいいのに」なんて当時は不満に思ったものだが・・・先生には
わかったいたのだと思う。自分で気付かなければ人は変われないってことを。
卒業式前にもらった通知票の担任所見に一言。
「天に恥じぬ生き方をしなさい」と書いてあった。
その言葉をもらって13年。
年を重ねるごとにその言葉は重く、自分と向き合うきっかけをくれる。
あのころは正直キライだと思っていた純子先生だが、今になって思えば
誰よりも私の将来を案じていたと思う。今の自分がこうやって元気に仕事
をすることができるのも、純子先生が見守ってくれた3年間と卒業の時に
くれた言葉のおかげだ。
昨年秋の同窓会でお会いしたばかりだけど・・・会いたいな純子先生。
Posted by 大城勝太 at 10:26│Comments(3)
│旧コラム:一朝入魂
この記事へのコメント
「天に恥じぬ生き方をしなさい」ですか。。。
今の私には、耳の痛いお言葉。
頭で思っている(正しいであろうこと)が、
実際に行動していること(出来ていないことが多い)
にギャップがあることですね。
娘として(44年)
妻として(15年)
嫁として(15年)
母として(14年)
社会人として(26年)
何も出来ていない未熟さに反省。
出来ることから1つ1つ(天に恥じない生き方を目指します。)
ps:恩師のお言葉を時がたっても忘れずにいる
勝太さんすごいです。
今後の益々の活躍に期待していますね。
今の私には、耳の痛いお言葉。
頭で思っている(正しいであろうこと)が、
実際に行動していること(出来ていないことが多い)
にギャップがあることですね。
娘として(44年)
妻として(15年)
嫁として(15年)
母として(14年)
社会人として(26年)
何も出来ていない未熟さに反省。
出来ることから1つ1つ(天に恥じない生き方を目指します。)
ps:恩師のお言葉を時がたっても忘れずにいる
勝太さんすごいです。
今後の益々の活躍に期待していますね。
Posted by おれんじま^-^まれーど at 2012年03月02日 11:29
「人生を支えてくれる言葉」大切ですよね。大城さんは、恩師からの言葉を大切にされているようですね。私は親族の言葉を大切にしています。
それは「自分が難儀しても笑顔を絶やさないで」「そうすると良い運気が自分には得られなくても、子や孫に廻ってくるから」です。その言葉のおかげで、日々「チャレンジング」に「ポジティブ」過ごせています。
今後もこの言葉を大切にして行きたいと思います。
それは「自分が難儀しても笑顔を絶やさないで」「そうすると良い運気が自分には得られなくても、子や孫に廻ってくるから」です。その言葉のおかげで、日々「チャレンジング」に「ポジティブ」過ごせています。
今後もこの言葉を大切にして行きたいと思います。
Posted by スペシャルウィーク at 2012年03月02日 19:29
>おれんじまーまれーどさん
私にとって比嘉先生は親みたいな存在です(笑)
高校の3年間はもちろん、卒業してからの13年間ずっとお世話になっています。
先日先生が私に初めてお茶をご馳走させてくれました。少し大人になった気分です(笑)
>スペシャルウィークさん
私も笑顔を絶やさないように頑張ります!
私にとって比嘉先生は親みたいな存在です(笑)
高校の3年間はもちろん、卒業してからの13年間ずっとお世話になっています。
先日先生が私に初めてお茶をご馳走させてくれました。少し大人になった気分です(笑)
>スペシャルウィークさん
私も笑顔を絶やさないように頑張ります!
Posted by 大城勝太 at 2012年03月04日 08:34