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2014年01月18日

一朝入魂(524)

昨日は首里城公園懇談会プレスツアーに参加してきました。
一朝入魂(524)
*首里杜館のレストランで頂いたちんびんセット

実は首里城公園、来週金曜日
首里城正殿裏の御内原(*1)で進められてきた
「黄金御殿(くがにうどぅん)、夜満(ゆいんち)、
近習詰所(きんじゅうつめしょ)奥書院(おくしょいん)」
の復元工事が完了し、公開されるんですよ。
一朝入魂(524)
正面から見ると、正殿と南殿の間に見える建物です。
え?わかりにくい??
では、後ろから・・・
一朝入魂(524)
写真向かって左側です。

(*1)国王やその親族・女官の生活や城内祭祀が営まれていた
空間のこと。ちなみに黄金御殿とは国王や王妃の居間や寝室。
寄満とは、国王やその家族の日常の食事を調理していたところ。
近習詰所とは側近等国王の身の回りの世話をする役人が詰めて
いた場所。奥書院は国王が執務の合間の休憩場所とし機能した建物


残念ながら奥書院以外の建物の内部構造に関する
古写真や文献がないため、黄金御殿、寄満、近習詰所は
外観復元。内部は・・・
一朝入魂(524)
一朝入魂(524)
展示スペースになっています。

これまでなかなか展示できなかった
御内原での生活や儀礼に関する美術工芸品などの
展示をするそうです。

今回の整備で当時の国王の動線をよりリアルに体感できるように
なるんだそうです。

今後は世誇殿、女官居室の復元を進め、平成29年までには
御内原(正殿の裏側)の整備が進めらるということです。

さて、今回、黄金御殿などが開館するにあたり
首里城公園では、1/25,26の2日間、
「百人御物参(ももそおものまいり)」(*2)が再現されます。

(*2)神女たちが、首里城および周辺の聖域(ウタキ)などを
お参りし、国王の長寿とその子孫の繁栄、航海安全、国土安全
五穀豊穣を祈願する行事

この機会に是非おでかけください。






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