2018年11月17日
ドリスカッ!に参加してきました。
去る11月14日、新感覚体験型キャリア教育イベント
「ドリスカッ!」に参加してきました。
↑簡単というとこんなイベントです。
これは私が公私ともにお世話になっている
ブルームンパートナーズの伊波貢代表取締役CEOが
社会貢献の一環として取り組んでいらっしゃる事業で、
かっこいい大人たちが子どもたちに自分の夢や
考え方を語り、ともに刺激を共有し合うというイベントです。
今年も昨年に引き続き、首里東高校で開催されました。
今回私はイベントの第一部の司会と
講師の一人としてイベントに参加しました。
やはり・・・とこのイベントについて
私が長々と語るよりは、ここは伊波社長に
語ってもらいましょう。
(伊波社長のFB記事を元にインタビュー形式で再構成)
大城)伊波社長、まだまだ会社も3年目。
本業もかなりお忙しいと聴きます。なぜこのようなイベントを?
伊波)よくぞ訊いてくれました!今、現実に起きている子供達の
現状をみていると行動せざるを得ないんです。
大城)と、言いますと?
伊波)はい、例えばせっかくホテルへの就職が決まっても、
生活保護手当がもらえなくなるから…と近所のコンビニで
アルバイトとして働き続ける子がいます。友達と勉強を頑張って、
みんなで大学の推薦合格を手に入れたのに、親の学費を払えない
という申し出により、「本当は就職したかったから大学には行
かない」と友達に強がりを言うしかない子がいます。
菓子パン一個で一日を過ごし夢を見るチャンスさえ無い子が
います。これが今、現実に起きている問題の一角です。
大城)それで伊波さんがアクションを起こした!というわけですね。
伊波)はい。BMP社では、まったくのおせっかいながら、
トラスやライト、音楽の力も活用しエンターテイメント性を重視
したイベントを開催することで、子どもたちの心を震わせ、
「あんな大人になりたい」「料理人になりたくなった」
という状況をつくりたいのです。

一瞬にして、モチベーションが向上する瞬間って誰しも
体験したことがあると思います。それを、かっちょいいイベント
の中で夢を持つ大人を見ることで感じ取ってもらいたいんです。
そのために今回13名の方々に講師をお願いして、自分の仕事の
紹介や夢を語ってもらっていました。ほぼボランティアで引き
受けていただいている講師の皆様には本当に頭が下がります。

大城)利益は。。。多分出てないですよね?
伊波)もちろん、大赤字のプロジェクトです。
行政に頼ったらいいさぁ〜という意見もあります。
でも、私達は民間企業こそ、民間人こそ立ち上がって、
一人でも多くの子供達に夢の種を植え付け、あの時間が
あったから今の自分がある!と言ってもらえる子供達を
生み出してあげたいんです。だからBMP社は経営し続けられる限り
このイベントを継続していきたいと思います。
大城)将来的にはこの「ドリスカッ!」をどのように発展
させていこうとお考えですか?
伊波)首里東高校は去年、今年と 2年連続で開催しましたが、
今後はサーカスのように県内の他の高校や専門学校にも
どんどん広げていきたいのです。

思春期になれば、誰しも将来の自分や社会にモヤモヤを抱くもの。
それをスカっ!とさせようということで
イベント名が「ドリスカッ!」なんだそうです。
ということで私、不詳大城も壇上でお話をさせていただきました。

4分間に持ち時間で喋ったことは下記の通りです。
「皆さんは、おみくじを引いて、「大凶」が出たら、
どう反応するでしょうか? 落ち込むというふうに
答える人が多いのではないでしょうか?
でも私は違います。私はむしろ喜びます。
「一水四見」という考え方を大事にしています。
同じ水でも4通りの見方があって、一つの出来事も、
色々な解釈ができるという意味です。
なので、大凶がでた年は
「よかった、これ以上悪いことはない。
この1年これからいいことしかない」と考えます。
1年中もう悪いことが起きないのですから、ハッピーです。
まぁ、もちろん「大吉」が出たら、それは素直に喜びますが。
皆さんと同じ頃、学校の先生になるために
一生懸命勉強していました。 その甲斐あって、
大学卒業と同時に22歳の春、私立高校の教諭になりました。
しかし、3ヶ月後に学校の運営方針とあわず退職。
その時、時間を無駄にしたくないと、
たまたま目にしたエフエム沖縄のアナウンサー試験に
応募したのが今のキャリアのスタートです。
ここで、皆さん考えてください。
今から16年前の私は幼い頃の夢を諦めた
「残念な人」でしょうか?
それとも、学校の先生を辞めたことで
「天職と出会えたハッピーな人」でしょうか?
「3ヶ月で学校を辞めた」という出来事も、
その時どう行動するか、その後の人生をどう解釈するかで、
受け取り方が違います。
ただ、どんなに解釈を重ねても
人生いいことばかりではありません。
でも、私の人生グラフには浮き沈みがありません。
しかも63%で一定ですね。
そう、私の人生には裏テーマがあります。
それは「2つ良いこと、さてないものよ」という考え方です。
皆さんもそろそろ気づいていると思いますが、私たちの社会、
一人の人に良いことが集中しないように うまくプログラム
されているものです。
例えば、部活で同級生よりも先にレギューラーに選ばれる。
喜んでくれる人がいる一方で、あなたのことを妬んで意地悪
する人もいるでしょう。何か一ついいことがあったら、
それと引き換えに何か悪いことがあるものです。
でも人間はよいことづくめを望んでいます。だから、
何か嫌なことがあると文句のひとつも言いたくなります。
そんなときに「ふたつよいことさてないものよ」とつぶやいて、
全体の状況をよく見ると、なるほどよく出来ていると考えて、
無用の腹立ちをしなくてすむことが多いのです。しかもこの言葉、
二つ良いことが必ずないと、言ってはいません。人生には時に、
盆と正月が一気にくるようなことがあります。
なので、私の人生グラフは50%より少し上。63%で一定です」
本当は、クランボルツの偶発性理論の話までしたかったのですが
それは時間オーバー。アナウンサーですもの4分を超えて
喋るわけにはいきません。持ち時間4分を全て使い切りました。
と、いうことで、私の大好きなクランボルツ先生のお話は
ワークショップで!
生徒の皆さんと車座になっユンタクしましたよ。

自分の夢は、予想しない偶発的な出来事に
よって決まることが多いということ。
つまり、いま、ここで起こっている出来事、
それが、今現在のあなたにとって、いいことなのか
悪いことなのかはわからない。
でもその出来事を好奇心や柔軟性を持って一生懸命
楽しめば、 乗り越えようと覚悟をすれば、意図的に
自分の将来が見えくるよーだから今夢がないと考えて
いる皆さん、あまり将来ばかりに気を取られて、
いま、ここに流れる大事なチャンスを逃さないでね!という
話をしました。
自分自身のキャリアの軌跡を振り返られる
いい時間でした。
ドリスカッ!に興味があるという皆様
よろしければ、BMP社、あるいは私までご連絡を!
「ドリスカッ!」に参加してきました。
↑簡単というとこんなイベントです。
これは私が公私ともにお世話になっている
ブルームンパートナーズの伊波貢代表取締役CEOが
社会貢献の一環として取り組んでいらっしゃる事業で、
かっこいい大人たちが子どもたちに自分の夢や
考え方を語り、ともに刺激を共有し合うというイベントです。
今年も昨年に引き続き、首里東高校で開催されました。
今回私はイベントの第一部の司会と
講師の一人としてイベントに参加しました。
やはり・・・とこのイベントについて
私が長々と語るよりは、ここは伊波社長に
語ってもらいましょう。
(伊波社長のFB記事を元にインタビュー形式で再構成)
大城)伊波社長、まだまだ会社も3年目。
本業もかなりお忙しいと聴きます。なぜこのようなイベントを?
伊波)よくぞ訊いてくれました!今、現実に起きている子供達の
現状をみていると行動せざるを得ないんです。
大城)と、言いますと?
伊波)はい、例えばせっかくホテルへの就職が決まっても、
生活保護手当がもらえなくなるから…と近所のコンビニで
アルバイトとして働き続ける子がいます。友達と勉強を頑張って、
みんなで大学の推薦合格を手に入れたのに、親の学費を払えない
という申し出により、「本当は就職したかったから大学には行
かない」と友達に強がりを言うしかない子がいます。
菓子パン一個で一日を過ごし夢を見るチャンスさえ無い子が
います。これが今、現実に起きている問題の一角です。
大城)それで伊波さんがアクションを起こした!というわけですね。
伊波)はい。BMP社では、まったくのおせっかいながら、
トラスやライト、音楽の力も活用しエンターテイメント性を重視
したイベントを開催することで、子どもたちの心を震わせ、
「あんな大人になりたい」「料理人になりたくなった」
という状況をつくりたいのです。

一瞬にして、モチベーションが向上する瞬間って誰しも
体験したことがあると思います。それを、かっちょいいイベント
の中で夢を持つ大人を見ることで感じ取ってもらいたいんです。
そのために今回13名の方々に講師をお願いして、自分の仕事の
紹介や夢を語ってもらっていました。ほぼボランティアで引き
受けていただいている講師の皆様には本当に頭が下がります。

大城)利益は。。。多分出てないですよね?
伊波)もちろん、大赤字のプロジェクトです。
行政に頼ったらいいさぁ〜という意見もあります。
でも、私達は民間企業こそ、民間人こそ立ち上がって、
一人でも多くの子供達に夢の種を植え付け、あの時間が
あったから今の自分がある!と言ってもらえる子供達を
生み出してあげたいんです。だからBMP社は経営し続けられる限り
このイベントを継続していきたいと思います。
大城)将来的にはこの「ドリスカッ!」をどのように発展
させていこうとお考えですか?
伊波)首里東高校は去年、今年と 2年連続で開催しましたが、
今後はサーカスのように県内の他の高校や専門学校にも
どんどん広げていきたいのです。

思春期になれば、誰しも将来の自分や社会にモヤモヤを抱くもの。
それをスカっ!とさせようということで
イベント名が「ドリスカッ!」なんだそうです。
ということで私、不詳大城も壇上でお話をさせていただきました。

4分間に持ち時間で喋ったことは下記の通りです。
「皆さんは、おみくじを引いて、「大凶」が出たら、
どう反応するでしょうか? 落ち込むというふうに
答える人が多いのではないでしょうか?
でも私は違います。私はむしろ喜びます。
「一水四見」という考え方を大事にしています。
同じ水でも4通りの見方があって、一つの出来事も、
色々な解釈ができるという意味です。
なので、大凶がでた年は
「よかった、これ以上悪いことはない。
この1年これからいいことしかない」と考えます。
1年中もう悪いことが起きないのですから、ハッピーです。
まぁ、もちろん「大吉」が出たら、それは素直に喜びますが。
皆さんと同じ頃、学校の先生になるために
一生懸命勉強していました。 その甲斐あって、
大学卒業と同時に22歳の春、私立高校の教諭になりました。
しかし、3ヶ月後に学校の運営方針とあわず退職。
その時、時間を無駄にしたくないと、
たまたま目にしたエフエム沖縄のアナウンサー試験に
応募したのが今のキャリアのスタートです。
ここで、皆さん考えてください。
今から16年前の私は幼い頃の夢を諦めた
「残念な人」でしょうか?
それとも、学校の先生を辞めたことで
「天職と出会えたハッピーな人」でしょうか?
「3ヶ月で学校を辞めた」という出来事も、
その時どう行動するか、その後の人生をどう解釈するかで、
受け取り方が違います。
ただ、どんなに解釈を重ねても
人生いいことばかりではありません。
でも、私の人生グラフには浮き沈みがありません。
しかも63%で一定ですね。
そう、私の人生には裏テーマがあります。
それは「2つ良いこと、さてないものよ」という考え方です。
皆さんもそろそろ気づいていると思いますが、私たちの社会、
一人の人に良いことが集中しないように うまくプログラム
されているものです。
例えば、部活で同級生よりも先にレギューラーに選ばれる。
喜んでくれる人がいる一方で、あなたのことを妬んで意地悪
する人もいるでしょう。何か一ついいことがあったら、
それと引き換えに何か悪いことがあるものです。
でも人間はよいことづくめを望んでいます。だから、
何か嫌なことがあると文句のひとつも言いたくなります。
そんなときに「ふたつよいことさてないものよ」とつぶやいて、
全体の状況をよく見ると、なるほどよく出来ていると考えて、
無用の腹立ちをしなくてすむことが多いのです。しかもこの言葉、
二つ良いことが必ずないと、言ってはいません。人生には時に、
盆と正月が一気にくるようなことがあります。
なので、私の人生グラフは50%より少し上。63%で一定です」
本当は、クランボルツの偶発性理論の話までしたかったのですが
それは時間オーバー。アナウンサーですもの4分を超えて
喋るわけにはいきません。持ち時間4分を全て使い切りました。
と、いうことで、私の大好きなクランボルツ先生のお話は
ワークショップで!
生徒の皆さんと車座になっユンタクしましたよ。
自分の夢は、予想しない偶発的な出来事に
よって決まることが多いということ。
つまり、いま、ここで起こっている出来事、
それが、今現在のあなたにとって、いいことなのか
悪いことなのかはわからない。
でもその出来事を好奇心や柔軟性を持って一生懸命
楽しめば、 乗り越えようと覚悟をすれば、意図的に
自分の将来が見えくるよーだから今夢がないと考えて
いる皆さん、あまり将来ばかりに気を取られて、
いま、ここに流れる大事なチャンスを逃さないでね!という
話をしました。
自分自身のキャリアの軌跡を振り返られる
いい時間でした。
ドリスカッ!に興味があるという皆様
よろしければ、BMP社、あるいは私までご連絡を!