2010年11月30日
知事選総括

おはようございます

今日は、すっごく体調がいい杉本です

早起きってやっぱりいいですね!
気合いを入れて、エイ!って起きたら元気に朝を過ごせています。
いつものアイスコーヒーが今日はなんだかいつもよりウマイ

さて、ここからは杉本なりに今回の知事選を振り返りたいと思います。
争点は、普天間基地の移設問題と来年度で期限切れとなる
沖縄振興計画の次の振興計画の策定をふくむ地域振興策のあり方、
この二つだったと思います。
事前の世論調査では投票する際、最も重視する政策は
「経済」と答えた人が多く基地は2番目。しかし、出口調査の
結果を見ると、1位が「基地」2位「経済」と逆転。
しかし、基地問題における両者の違いは
県内移設は「不可能に近い」(仲井真)か「不可能」(伊波)と
ほぼ同じ内容。そんな中でなぜ仲井真さんに一票を投じる人が
多かったのか?決定的なのは基地問題に対する政府への
姿勢だったのかもしれません。
県外移設を公約にしつつ、政府との対話の余地を残す
仲井真さんよりは、普天間に対するブレない姿勢を示す
伊波さんを評価したい。
でも、伊波さんの強硬な姿勢は、政府との対立を招き、
普天間が固定してしまう可能性が高い。そして来年以降の
沖縄の経済振興には政府との協力関係も欠かせない
という思いの中で一票を投じたのではないかと思われます。
伊波さんに任せてみたいという気持ちはもちつつも、
大田県政時代に、政府と決定的な対立を招いた十数年前の
トラウマから抜け出せないということもあるでしょう。
「昔からずっと沖縄にあったものだし沖縄から動くことは
ないでしょ?そのままでいいんじゃないですか」というシラけた
声も事実。普天間飛行場の移設問題をめぐって、県民は
疲弊している部分があると思います。
基地の問題は、国防や日米同盟といった一地方自治体で
議論するにはそぐわない問題だということを感じる一方で
最近の尖閣をめぐる中国の対応や北朝鮮の動きを考えれば
沖縄にある基地はあって当然という「本土」の論調に違和感を
覚えます。
基地をとっかかりに、日米安保のあり方、安全保障のあり方を
国民で議論し、それが必要とあらば、国全体でどう負担を分かち
合うのかを話し合う必要があると思います。
仲井真さん、経済振興と基地負担の軽減と、問題は山積して
いますが県民のリーダーとして県民の思いを政府にぶつけて
ください。
Posted by 大城勝太 at 06:16│Comments(0)
│旧コラム:コラム心の三叉路