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2018年11月20日

乳児用液体ミルク いよいよ国内で製造販売

今朝の日本経済新聞の朝刊に、2018年上半期の小売店の
人気商品ランキングが掲載されていました。1位はサバ缶。
最近スーパーで品薄ですもの、納得の1位ですよね。

今回のデータは上半期ですが、きっと年間を通した
ヒット商品ランキングでも「サバ缶」はランキング入り
間違いないと思うのですがいかがでしょうか?
今年も残り40日あまり。そろそろ1年を振り返る
〇〇ランキングなるものが発表される時期ですね。

さて、そんな中、昨日、江崎グリコから
来年、注目を集めるであろう商品の製造販売に関する
記者会見が行われました。

それは「乳児用の液体ミルク」です。
乳児用液体ミルク いよいよ国内で製造販売


赤ちゃんのミルクといえば「粉ミルク」が日本では
一般的ですが、実は海外では「液体ミルク」が普及
しています。

液体ミルクは、母乳に近い栄養成分があり、開けて
すぐに赤ちゃんに飲ませることができます。そのため
お湯や哺乳瓶を準備しなければならない粉ミルクと違い
お出かけの際や、夜間の夜泣き、そして何より
災害時の避難所でその利便性が効力を発揮します。

ではなぜ、日本で液体ミルクが普及してこなかったのか。
それは、国内で食品衛生法の規格基準が整備されてこな
かったからなんです。日本の場合、粉ミルクで特に不便を
感じないというユーザーが多かったようで、これまで
特に液体ミルクを製造する上での規格の整備を求める
声があがってきませんでした。しかし、日本で起きた
大きな震災の避難所で、お湯が使えずママや赤ちゃんが
困ったという声が寄せられたことや、熊本地震の際に
フィンランドからの支援物資として配布されたことから
国内での製造解禁に向けた動きが広がったとのことです。

その声を受けて、今年夏、厚生労働省が規格基準を策定。
それを受け江崎グリコが製造を開始し、来春販売という
流れになったのです。

ただ、この液体ミルク、粉ミルクに比べて割高なのだとか。
実際ネット通販なので調べてみると、180ml1本が
500円程度と、粉ミルクの2倍近い値段になるのです。
また賞味期限内であっても、変色や沈殿物が発生する
ことがあるため、日本人の場合、品質に異常がなくても
購入を躊躇してしまうケースがある可能性があるのだとか。

便利と言われつつ、これまでなかなか日本で普及してこな
かった液体ミルク。江崎グリコが来春、どのような商品を
投入するのか注目が集まりますね。


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Posted by 大城勝太 at 19:10│Comments(0)今朝のネタ漬け
 
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