2012年01月27日
一朝入魂(302)アセス審査会
宜野湾市のフェストーネで行われている普天間代替基地建設に
係る環境影響評価書に対する県環境影響評価審査会を取材してきた。
(原稿を書いている段階ではまだ続いていると思うが、ニュースがあるので・・・帰ってきた。無念)

通常アセス評価段階では住民意見の聴取はなされない。
しかし、今回のアセスは県民の関心が高いということで審査会判断
で住民意見の聴取が行われた。




今日は評価書提出に至るまでのプロセス、ジュゴン・サンゴの生息
調査の整合性、飛行経路に関する防衛省の説明不足が住民意見
として出され、「調査がずさんであり、方法書の段階からやり直しを」
という結論だった。これまでも新聞報道等でも大きく取り上げられた
意見なので詳細は割愛するが、これまであまり大きく取り上げられ
なかった(私が気づかなかった・・・と書いたほうが正確)住民意見
に触れておきたい。

写真の那覇市在住の方のご意見なのだが、基地建設埋め立てに
必要な砂を、どこから調達するか今回のアセス評価書をもって
しても明確な記載がないというのだ。
辺野古に基地を建設するためには膨大な土砂を使って海上を
埋め立てる必要がある。
方法書段階では「県内の砂」とされていたそうだが、もし仮に
すべて県内の海砂で必要数を賄おうとすると本島周辺の海砂
が消失する懸念があると意見がついた。
全国的に海砂の持ち出しが難しくなっている中、どうやって土砂を
調達するのか、その土砂の調達方法が不明なまま、アセスが終わ
ろうとしていると言うのだ。
今回評価書には「県内の砂材」という表現になっており、
どこか山をつぶして土砂材を調達する可能性もあることを指摘し
「方法書の段階からやり直せと毅然とした態度」を取るよう審査会
に意見を提出した。
騒音やサンゴにジュゴン、飛行ルートに関する意見はよく聴くが
土砂をどこから調達するのかという基本的な部分の検証が私には
抜けており、私にとっては新たな視点であった。勉強不足を恥じたい。
3回目のアセス審査会は来週火曜日31日の午前10時から。
どうにか時間をやりくりして出かけ、様々な意見に触れたいと思う。
係る環境影響評価書に対する県環境影響評価審査会を取材してきた。
(原稿を書いている段階ではまだ続いていると思うが、ニュースがあるので・・・帰ってきた。無念)
通常アセス評価段階では住民意見の聴取はなされない。
しかし、今回のアセスは県民の関心が高いということで審査会判断
で住民意見の聴取が行われた。

今日は評価書提出に至るまでのプロセス、ジュゴン・サンゴの生息
調査の整合性、飛行経路に関する防衛省の説明不足が住民意見
として出され、「調査がずさんであり、方法書の段階からやり直しを」
という結論だった。これまでも新聞報道等でも大きく取り上げられた
意見なので詳細は割愛するが、これまであまり大きく取り上げられ
なかった(私が気づかなかった・・・と書いたほうが正確)住民意見
に触れておきたい。
写真の那覇市在住の方のご意見なのだが、基地建設埋め立てに
必要な砂を、どこから調達するか今回のアセス評価書をもって
しても明確な記載がないというのだ。
辺野古に基地を建設するためには膨大な土砂を使って海上を
埋め立てる必要がある。
方法書段階では「県内の砂」とされていたそうだが、もし仮に
すべて県内の海砂で必要数を賄おうとすると本島周辺の海砂
が消失する懸念があると意見がついた。
全国的に海砂の持ち出しが難しくなっている中、どうやって土砂を
調達するのか、その土砂の調達方法が不明なまま、アセスが終わ
ろうとしていると言うのだ。
今回評価書には「県内の砂材」という表現になっており、
どこか山をつぶして土砂材を調達する可能性もあることを指摘し
「方法書の段階からやり直せと毅然とした態度」を取るよう審査会
に意見を提出した。
騒音やサンゴにジュゴン、飛行ルートに関する意見はよく聴くが
土砂をどこから調達するのかという基本的な部分の検証が私には
抜けており、私にとっては新たな視点であった。勉強不足を恥じたい。
3回目のアセス審査会は来週火曜日31日の午前10時から。
どうにか時間をやりくりして出かけ、様々な意見に触れたいと思う。
2012年01月26日
一朝入魂(301)ワタミの約束
昨日の共同の記事に、飲食チェーン店などを全国展開するワタミ
関連の食事宅配会社が、陸前高田市に建設していたコールセンター
を完成させたという配信があった。

実は昨年、番組でワタミ会長の渡邉美樹さんと対談した際、
被災地の生活を支援するために、陸前高田の人々の働く場を
作るという話をされていたが(たぶん、収録前の雑談だった
と記憶しているが・・・)こんなにも早く、約束を形にする
とは思わなかった。夢に日付を入れて実現させる人。
さすがである。
渡邉会長のインタビューを通して私が感じたのは
被災地に向き合う。被災地に寄り添うとはどういうことか。
それを真剣に常に考えていらっしゃるということだった。
本人の著書を読んでもわかるとおり、渡邉会長は大変厳しい
方である。きっと社員・スタッフに求めるのは高い位置での
仕事と活躍である。しかし、その根底には深い愛情とビジョン
がある。
また一つ夢を実現し約束を果たした。
さて、それに刺激された私は、何をしようか。
関連の食事宅配会社が、陸前高田市に建設していたコールセンター
を完成させたという配信があった。
実は昨年、番組でワタミ会長の渡邉美樹さんと対談した際、
被災地の生活を支援するために、陸前高田の人々の働く場を
作るという話をされていたが(たぶん、収録前の雑談だった
と記憶しているが・・・)こんなにも早く、約束を形にする
とは思わなかった。夢に日付を入れて実現させる人。
さすがである。
渡邉会長のインタビューを通して私が感じたのは
被災地に向き合う。被災地に寄り添うとはどういうことか。
それを真剣に常に考えていらっしゃるということだった。
本人の著書を読んでもわかるとおり、渡邉会長は大変厳しい
方である。きっと社員・スタッフに求めるのは高い位置での
仕事と活躍である。しかし、その根底には深い愛情とビジョン
がある。
また一つ夢を実現し約束を果たした。
さて、それに刺激された私は、何をしようか。
2012年01月25日
一朝入魂(300)青年期の終焉
実は今、保険のことで悩んでいる。
かれこれもう半年近く検討に検討を重ねているのだが
情報収集とプロのアドバイスによりなんとかその出口が
見えてきた。
保険会社の担当者とそんな話しをしているとふと思い出す。
そうか、私の青年期も終わったのだなぁと。
高校時代に読んだ沢木耕太郎のエッセィに「人は生命保険
をかけたときに青年期が終わる」という一節があった。
次の世代にお金を残したいと思ったときに、人は青年期を
脱するというのが沢木の説。高校生ながらなるほどと実感した
が、十余年過ぎてその一節をこうもじっくり実感する日が来る
とは思わなかった。ただ、私の場合、生命保険ではなく学資保険
ではあるが。
契約のハンコはまだ押していない。だからまだ青年期ではあるのだが
いずれにしても私の青年期は今月いっぱいで終わることになりそうだ。
かれこれもう半年近く検討に検討を重ねているのだが
情報収集とプロのアドバイスによりなんとかその出口が
見えてきた。
幼い我が子を眺めていると、私が受けた程度の教育は
もちろん、チャンスがあればそれ以上を受けさせてやりたい。
私が万が一死んでも家の心配はない。当座の現金も家内に
入るようになっているから、あとは家内の収入でもなんとかなる。
でも、息子の学費が心配なのである。
与えられるばかりではありがたみがないから、自分でできること
は自分で頑張ってもらおうと思う。ただ親として子どもの目の前に
やってきたチャンスを逃さないための最低限のお金は準備して
おきたい。。。
もちろん、チャンスがあればそれ以上を受けさせてやりたい。
私が万が一死んでも家の心配はない。当座の現金も家内に
入るようになっているから、あとは家内の収入でもなんとかなる。
でも、息子の学費が心配なのである。
与えられるばかりではありがたみがないから、自分でできること
は自分で頑張ってもらおうと思う。ただ親として子どもの目の前に
やってきたチャンスを逃さないための最低限のお金は準備して
おきたい。。。
保険会社の担当者とそんな話しをしているとふと思い出す。
そうか、私の青年期も終わったのだなぁと。
高校時代に読んだ沢木耕太郎のエッセィに「人は生命保険
をかけたときに青年期が終わる」という一節があった。
次の世代にお金を残したいと思ったときに、人は青年期を
脱するというのが沢木の説。高校生ながらなるほどと実感した
が、十余年過ぎてその一節をこうもじっくり実感する日が来る
とは思わなかった。ただ、私の場合、生命保険ではなく学資保険
ではあるが。
契約のハンコはまだ押していない。だからまだ青年期ではあるのだが
いずれにしても私の青年期は今月いっぱいで終わることになりそうだ。
2012年01月24日
一朝入魂(299)田中大臣来沖

昨日、田中大臣の取材にでかけた。
そろそろPCに文書がインプットされているのでは?と思うくらい
何度も書いたやり取りだが、普天間飛行場の移設問題について
仲井眞知事は・・・
「国内の別の地域に移す方が早かろう」と県外移設を重ねて要請。
田中氏は「日米合意を踏まえつつ、沖縄の負担軽減を図ることが内閣の
基本的な姿勢だ」とした上で「沖縄の皆さんの理解を得ながら、
誠心誠意この問題に取り組む」と語った。
一枚目の写真は知事が米軍基地の負担軽減策に関し、
「日米地位協定の抜本的見直し」「嘉手納基地と普天間飛行場の
航空機騒音の軽減」「駐留軍用地跡地利用に関する新しい法律の
制定」など9項目にわたる要望書を提出している写真である。
*この要望書の内容も・・・そろそろPCがインプットしかけているような気がするが・・・
特に知事は駐留軍用地跡地利用に関して特に念を押して
要望を重ねた。



それにしても引っかかったのは田中大臣の「誠心誠意」。
失言で足元をすくわれないよう用意した言葉を慎重に繰り
返すところは少々残念であったが「命どぅ宝」の精神を
もっと勉強したいと述べるなど、大臣のかもし出す雰囲気は
優しく、誠意ある対応だったとは思う。
確かに誠意という言葉を用いて「解決の糸口をなんとか見つけてい
きたい」という言葉につなげるための演出をしたのかもしれない。
加えて「全国で沖縄の負担を分かちあうための議論を巻き起こし
たい」という趣旨の発言もリップサービスなのかもしれない。
しかし、沖縄に示した寄り添う姿勢までもが演出されたものとは
思いたくない。
*知事との簡単な懇談の中で・・・
知事:「沖縄にはよく来るんですか?」
大臣:「年に一回石垣島とか、あと水族館とか硫黄島にはよく
家族で行きます。」・・・と伊江島と硫黄島を間違ったのは痛恨
のミスだがこれまで失言と取られてしまったら・・・可哀想な気が
する。嘉数高台での発言も含め、現状認識が薄いというよりは
言葉のセレクトがあまり上手ではないのだなと感じた。個人的に
は今朝の報道がすべて失言と報道されていることに違和感を
覚える。(別に大臣を庇うわけではないが。。。)
党としての綱領を持たない政党の閣僚である。これ以上踏み込
んだ事は話せないという事情もあろう。大臣が頭を下げ、上から
目線の県に言われっぱなしでも構わない。もう、これこそが精一杯
の“誠意”なのかもしれないが、もし誠心誠意と言う言葉を使うので
あればまずは、沖縄に基地を作らなければならない理由を説明する
べきであろう。辺野古に回帰した舞台裏を、抑止力の維持といった
抽象的な言葉でごまかさずきちんとした言葉で説明することが誠意
だと思うのだが。
さて、ニュースの報道でもあるとおり話し合いはもちろん
平行線に終わった。昨今の政治環境をかんがみるといつまで
田中さんが防衛大臣でいられるかわからないが、会見で強調した
「精神誠意」が今後どういう形で示されるのか注目したい。
まさか、昨日の知事との話題に出た駐留軍用地跡地利用に関する
法律を、県側に最大限配慮した形にまとめることが誠心誠意の“形”
とは言うまい。
そして、それを受け取る側も振興策や税制の優遇という形で示される
であろう“誠意”の本質を見抜かねばならない。
2012年01月23日
2012年01月23日
一朝入魂(298)沖縄MICEデミナー in タイ
18日(水)に行われた沖縄観光コンベンションビューローの
記者懇談会の話題を備忘録的に書いておきたい。
今、県やビューローでは外客インバウンド推進施策の一環として
「Okinawa M.I.C.E. Seminar in Thailand 2012」を開催したという
*写真はタイ語で沖縄観光の魅力をプレゼンする担当者 提供:OCVB

県は今、タイを海外の新規マーケットと位置づけているそうだ。
というのも、タイは世界各国からの企業進出が著しく、MICEや
インセンティブ旅行の需要が高いという。
もちろん同じ理由で中国にも積極的にプロモート活動を展開しているが。。。

*香港経由で沖縄送客を呼び掛けるキャセイパシフィック航空担当者 提供:OCVB
実はタイからの観光客は多く、沖縄に向かう飛行機の客席は
満席に近い状況そうだ。(沖縄からの送客実績は低いようだが)
来月にはタイで最大級の旅行博覧会に出展すると同時に
OCVBタイ向けfacebook上で「like」を押すと沖縄旅行を
プレゼントするというFBを活用したウェブプロモーションも
しかけていくという。
復帰40周年の2012年。
国内外から注目される観光地として沖縄をどうブランディング
していくかが課題になろう。呼び込むだけでなく、もう一度来たい
と思わせるコンテンツや旅の演出が必要であろう。
記者懇談会の話題を備忘録的に書いておきたい。
今、県やビューローでは外客インバウンド推進施策の一環として
「Okinawa M.I.C.E. Seminar in Thailand 2012」を開催したという
*写真はタイ語で沖縄観光の魅力をプレゼンする担当者 提供:OCVB

県は今、タイを海外の新規マーケットと位置づけているそうだ。
というのも、タイは世界各国からの企業進出が著しく、MICEや
インセンティブ旅行の需要が高いという。
もちろん同じ理由で中国にも積極的にプロモート活動を展開しているが。。。

*香港経由で沖縄送客を呼び掛けるキャセイパシフィック航空担当者 提供:OCVB
実はタイからの観光客は多く、沖縄に向かう飛行機の客席は
満席に近い状況そうだ。(沖縄からの送客実績は低いようだが)
来月にはタイで最大級の旅行博覧会に出展すると同時に
OCVBタイ向けfacebook上で「like」を押すと沖縄旅行を
プレゼントするというFBを活用したウェブプロモーションも
しかけていくという。
復帰40周年の2012年。
国内外から注目される観光地として沖縄をどうブランディング
していくかが課題になろう。呼び込むだけでなく、もう一度来たい
と思わせるコンテンツや旅の演出が必要であろう。
2012年01月20日
一朝入魂(297)コダックの凋落
昨日、デスクで仕事をしていると・・・
共同通信のニュース速報でコダック破産の一報。
緑の富士フィルム、黄色のコダック。
幼い頃の写真屋の店先が懐かしい。
90年代にとった「選択と集中」で事業成長のタネを
よそに放り出してしまったこと。 政治力でライバルをねじ伏せよう
とした傲慢さが招いた結果であろう。
日米貿易摩擦の頃、アメリカ通商法301条で富士フィルムを
徹底的に攻撃した。富士フイルムは日本国内の流通支配の
ために小売価格を監視している。地方では郵便局員にまで
監視を依頼しているという何とも荒唐無稽な申し立てをしたし
最近では特許侵害だと言ってアップルやサムスンを提訴した。
話しを元に戻そう。
「選択と集中」って一時期盛んに叫ばれたけど、最近は
あまり聴かなくなった。ただ、それと半比例するかのように、
選択と集中の課程で、未来の収益源を排除。結果的に潰れた
とか、規模が縮小したという会社の話しはよく聴くようになったが。
そんな話しをある技術者に話すと、「選択と集中、そして種まきは
絶えず求められ、現場では行われている」とのこと。どうも
経営課題として表出しなくなっただけで、選択と集中は日常の
業務に入り込んでいるのだそうだ。その上で、変化への対応と、
技術者の「こうしたい」という意志と実行力、根回し。その絶妙な
バランスが大事。なのだそうだ。
しかし、現場の技術者の意志や実行力がどんなに優れていても
それに決済が下りなければ意味がなかろう。意志や実行力といっ
た現場の人間のモチベーションが維持できる企業文化の醸成は
不可欠だと思うし、コダックもそこを見誤ったのだと思う。
何れにしても、現場も経営者も時代の流れを読み誤り、変化に対応
できない場合は退場を迫られるということだ。
黄色い巨人の凋落を前にふと考える。
効率化の元に、日々の仕事で大事な事を排除していないか?
誠実な仕事をしているだろうか。
強い意志を持って己の仕事をしているか?未来を切り開くため
に常に新しい知識を取り入れ前進しているだろうか。
コダックの躓きから私達は何を学べるだろうか?
共同通信のニュース速報でコダック破産の一報。
緑の富士フィルム、黄色のコダック。
幼い頃の写真屋の店先が懐かしい。
90年代にとった「選択と集中」で事業成長のタネを
よそに放り出してしまったこと。 政治力でライバルをねじ伏せよう
とした傲慢さが招いた結果であろう。
日米貿易摩擦の頃、アメリカ通商法301条で富士フィルムを
徹底的に攻撃した。富士フイルムは日本国内の流通支配の
ために小売価格を監視している。地方では郵便局員にまで
監視を依頼しているという何とも荒唐無稽な申し立てをしたし
最近では特許侵害だと言ってアップルやサムスンを提訴した。
話しを元に戻そう。
「選択と集中」って一時期盛んに叫ばれたけど、最近は
あまり聴かなくなった。ただ、それと半比例するかのように、
選択と集中の課程で、未来の収益源を排除。結果的に潰れた
とか、規模が縮小したという会社の話しはよく聴くようになったが。
そんな話しをある技術者に話すと、「選択と集中、そして種まきは
絶えず求められ、現場では行われている」とのこと。どうも
経営課題として表出しなくなっただけで、選択と集中は日常の
業務に入り込んでいるのだそうだ。その上で、変化への対応と、
技術者の「こうしたい」という意志と実行力、根回し。その絶妙な
バランスが大事。なのだそうだ。
しかし、現場の技術者の意志や実行力がどんなに優れていても
それに決済が下りなければ意味がなかろう。意志や実行力といっ
た現場の人間のモチベーションが維持できる企業文化の醸成は
不可欠だと思うし、コダックもそこを見誤ったのだと思う。
何れにしても、現場も経営者も時代の流れを読み誤り、変化に対応
できない場合は退場を迫られるということだ。
黄色い巨人の凋落を前にふと考える。
効率化の元に、日々の仕事で大事な事を排除していないか?
誠実な仕事をしているだろうか。
強い意志を持って己の仕事をしているか?未来を切り開くため
に常に新しい知識を取り入れ前進しているだろうか。
コダックの躓きから私達は何を学べるだろうか?
2012年01月19日
一朝入魂(296)マックス・ウェーバー
昨日の夢。
大学の共通科目(教養科目)でお世話になった日本近現代思想史、
沖縄学研究者の故・屋嘉比収先生が夢に出てきた。
当時の私は新聞投稿にはまっていたのだが、先生は授業の前後に
その投稿内容にいろいろとコメントをくれた。懐かしい。
先生の授業で読むよう推奨され、レポートを提出したマックスウェーバー。
資本主義の発展は経済や文化、特質をすべて変化させ、そして
自我や悩みが無限大化していき不幸な時代を生きざるを得ない・・・
100年の時を経て・・・その言葉が現実のものになっている。
自我や悩みの無限大化をどう幸せの実感につなげていくのか。
マックスウェーバーの呪縛から解放されるにはどうすればよいのか。
考えてみよ。という先生の夢のお告げか?
大学の共通科目(教養科目)でお世話になった日本近現代思想史、
沖縄学研究者の故・屋嘉比収先生が夢に出てきた。
当時の私は新聞投稿にはまっていたのだが、先生は授業の前後に
その投稿内容にいろいろとコメントをくれた。懐かしい。
先生の授業で読むよう推奨され、レポートを提出したマックスウェーバー。
資本主義の発展は経済や文化、特質をすべて変化させ、そして
自我や悩みが無限大化していき不幸な時代を生きざるを得ない・・・
100年の時を経て・・・その言葉が現実のものになっている。
自我や悩みの無限大化をどう幸せの実感につなげていくのか。
マックスウェーバーの呪縛から解放されるにはどうすればよいのか。
考えてみよ。という先生の夢のお告げか?
2012年01月18日
一朝入魂(295)人事を尽くして天命を待つ
仕事で行き詰まって、ふと手を合わせ天を仰いだ。
30年間以上生きてきて初めて気が付いたのだが
手をあわせると、その中心はほんわかと温かい。
その手の温もりを感じた途端、何だか心が落ち着いてきた。
更に目を瞑ると集中力が増し安心感が増す。
もう大丈夫!(b^ー°) 頑張れる!と何気なく目にした
新聞のスクラップ。
偶然にも手をあわせると安心するメカニズムが説明されていた。
本当は別の記事が必要でコピーしていたものだ。
その記事によると、手のひらは少し凹んでいて、合わせると中に
空洞ができる。この空気を通して体温が感じるのだそうだ。
手のひらを意味する「たなごころ」の語源は「手の心」という説が
あるそうで、手をあわせ目を閉じることで自分の内面を客観的に
見つめる機会となるのではと書いてある。天からの情報提供なのか?
あまりのタイミングに驚かされる。
無神論者は別として、私達は仏様、キリスト様、先祖様に手を合わせ
て祈りを捧げている。そう考えると、「祈り」とは、まず己が生かされて
いるというぬくもりを感じ感謝することから始まるのかもしれない。そして
自分と冷静に向き合うことが求められる行為である。それが出来ない人
に神を信じる資格はないのかもしれない。
手を合わせ祈る前に、天を仰ぐ前に、私は何をしたのだろうか?
神の御顔を汚すようなマネはしていないか・・・人事は尽くしたのか。
天命を前に考えることはたくさんある。
30年間以上生きてきて初めて気が付いたのだが
手をあわせると、その中心はほんわかと温かい。
その手の温もりを感じた途端、何だか心が落ち着いてきた。
更に目を瞑ると集中力が増し安心感が増す。
もう大丈夫!(b^ー°) 頑張れる!と何気なく目にした
新聞のスクラップ。
偶然にも手をあわせると安心するメカニズムが説明されていた。
本当は別の記事が必要でコピーしていたものだ。
その記事によると、手のひらは少し凹んでいて、合わせると中に
空洞ができる。この空気を通して体温が感じるのだそうだ。
手のひらを意味する「たなごころ」の語源は「手の心」という説が
あるそうで、手をあわせ目を閉じることで自分の内面を客観的に
見つめる機会となるのではと書いてある。天からの情報提供なのか?
あまりのタイミングに驚かされる。
無神論者は別として、私達は仏様、キリスト様、先祖様に手を合わせ
て祈りを捧げている。そう考えると、「祈り」とは、まず己が生かされて
いるというぬくもりを感じ感謝することから始まるのかもしれない。そして
自分と冷静に向き合うことが求められる行為である。それが出来ない人
に神を信じる資格はないのかもしれない。
手を合わせ祈る前に、天を仰ぐ前に、私は何をしたのだろうか?
神の御顔を汚すようなマネはしていないか・・・人事は尽くしたのか。
天命を前に考えることはたくさんある。
2012年01月18日
一朝入魂(295)手をあわせよう
仕事で行き詰まって、ふと手を合わせ天を仰いだ。
30年間以上生きてきて初めて気が付いたのだが
手をあわせると、その中心はほんわかと温かい。
その手の温もりを感じた途端、何だか心が落ち着いてきた。
更に目を瞑ると集中力が増し安心感が増す。
もう大丈夫!(b^ー°) 頑張れる!と何気なく目にした
新聞のスクラップ。
偶然にも手をあわせると安心するメカニズムが説明されていた。
本当は別の記事が必要でコピーしていたものだ。
その記事によると、手のひらは少し凹んでいて、合わせると中に
空洞ができる。この空気を通して体温が感じるのだそうだ。
手のひらを意味する「たなごころ」の語源は「手の心」という説が
あるそうで、手をあわせ目を閉じることで自分の内面を客観的に
見つめる機会となるのではと書いてある。天からの情報提供なのか?
あまりのタイミングに驚かされる。
無神論者は別として、私達は仏様、キリスト様、先祖様に手を合わせ
て祈りを捧げている。そう考えると、「祈り」とは、まず己が生かされて
いるというぬくもりを感じ感謝することから始まるのかもしれない。そして
自分と冷静に向き合うことが求められる行為である。それが出来ない人
に神を信じる資格はないのかもしれない。
手を合わせ祈る前に、天を仰ぐ前に、私は何をしたのだろうか?
神の御顔を汚すようなマネはしていないか・・・人事は尽くしたのか。
天命を前に考えることはたくさんある。
30年間以上生きてきて初めて気が付いたのだが
手をあわせると、その中心はほんわかと温かい。
その手の温もりを感じた途端、何だか心が落ち着いてきた。
更に目を瞑ると集中力が増し安心感が増す。
もう大丈夫!(b^ー°) 頑張れる!と何気なく目にした
新聞のスクラップ。
偶然にも手をあわせると安心するメカニズムが説明されていた。
本当は別の記事が必要でコピーしていたものだ。
その記事によると、手のひらは少し凹んでいて、合わせると中に
空洞ができる。この空気を通して体温が感じるのだそうだ。
手のひらを意味する「たなごころ」の語源は「手の心」という説が
あるそうで、手をあわせ目を閉じることで自分の内面を客観的に
見つめる機会となるのではと書いてある。天からの情報提供なのか?
あまりのタイミングに驚かされる。
無神論者は別として、私達は仏様、キリスト様、先祖様に手を合わせ
て祈りを捧げている。そう考えると、「祈り」とは、まず己が生かされて
いるというぬくもりを感じ感謝することから始まるのかもしれない。そして
自分と冷静に向き合うことが求められる行為である。それが出来ない人
に神を信じる資格はないのかもしれない。
手を合わせ祈る前に、天を仰ぐ前に、私は何をしたのだろうか?
神の御顔を汚すようなマネはしていないか・・・人事は尽くしたのか。
天命を前に考えることはたくさんある。
2012年01月17日
一朝入魂(294)防災とボランティアの日に思う
昨日は沖縄総合事務局へ取材に出かけた。
沖縄コカコーラボトリングが東日本大震災の災害支援活動に
貢献したとして県内の企業では初めて農林水産大臣から感謝状
を授与された。

今朝の新報・タイムス両紙にも掲載されているので、詳細は
紙面で確認して欲しいが、内容をすこし補足したい。
今回、全国のコカコーラ社を通して30万ケースの水が被災地に
届けられたのだが、実は、沖縄コカコーラからは直接被災地に
飲料水が提供された訳ではない。
東日本大震災では関東にあるコカ・コーラも被災し、生産ラインが
止まってしまった工場もあった。
そこで、沖縄を含む全国のコカ・コーラボトラーが製品の融通や
資材支援をサポート。関東圏の商品の供給を維持した上で被災地用
の飲料水も確保し、農林水産省を通して被災地に届けたというのだ。
その対応の背景には、数年前新型インフルエンザの流行に備えて
策定した事業継続計画の存在があったという。インフルエンザの流行
に備えて準備した事業継続計画が、図らずも震災対応に活用され
たのだ。
今日は防災とボランティアの日。企業の活動はある種社会インフラ
の一つと言っても過言ではない。災害やパンデミックで社会が混乱
したときにいかに最低限の企業活動を続けられるか、地域社会に
果たすべき責任とは何か。組織として参考になる事例ではないだろうか。
沖縄コカコーラボトリングが東日本大震災の災害支援活動に
貢献したとして県内の企業では初めて農林水産大臣から感謝状
を授与された。

今朝の新報・タイムス両紙にも掲載されているので、詳細は
紙面で確認して欲しいが、内容をすこし補足したい。
今回、全国のコカコーラ社を通して30万ケースの水が被災地に
届けられたのだが、実は、沖縄コカコーラからは直接被災地に
飲料水が提供された訳ではない。
東日本大震災では関東にあるコカ・コーラも被災し、生産ラインが
止まってしまった工場もあった。
そこで、沖縄を含む全国のコカ・コーラボトラーが製品の融通や
資材支援をサポート。関東圏の商品の供給を維持した上で被災地用
の飲料水も確保し、農林水産省を通して被災地に届けたというのだ。
その対応の背景には、数年前新型インフルエンザの流行に備えて
策定した事業継続計画の存在があったという。インフルエンザの流行
に備えて準備した事業継続計画が、図らずも震災対応に活用され
たのだ。
今日は防災とボランティアの日。企業の活動はある種社会インフラ
の一つと言っても過言ではない。災害やパンデミックで社会が混乱
したときにいかに最低限の企業活動を続けられるか、地域社会に
果たすべき責任とは何か。組織として参考になる事例ではないだろうか。
2012年01月16日
一朝入魂(293)使えない部下の言い訳かぁ・・・
フェイスブックを覗いていると・・・
ドキリ!とさせられる投稿を発見。
使えない部下の言い訳ベスト5を挙げた方がいた。
1.分からない
2.難しい
3.出来ない
4.聞いていない
5.習っていない
ふと、こんな言葉を上司に使っていないか不安になった。

ドキリ!とさせられる投稿を発見。
使えない部下の言い訳ベスト5を挙げた方がいた。
1.分からない
2.難しい
3.出来ない
4.聞いていない
5.習っていない
ふと、こんな言葉を上司に使っていないか不安になった。
2012年01月13日
一朝入魂(292)キャリア教育について考える。
実は今、県内高校生を対象に学校でのキャリア教育について
いろいろと研究・調査をしている。

今朝の放送でも話したとおり、今の子どもは働く大人の背中を
見る機会が少ない。大人の仕事と社会との関わりやつながりが
見えにくい世の中である。
カッコイイ大人の熱い姿を子ども達に見せたいと集まったのが
写真のメンバー。これからの沖縄のキャリア教育を支えるための
基礎的な調査・研究になるだろうと自負している。乞うご期待!
いろいろと研究・調査をしている。

今朝の放送でも話したとおり、今の子どもは働く大人の背中を
見る機会が少ない。大人の仕事と社会との関わりやつながりが
見えにくい世の中である。
カッコイイ大人の熱い姿を子ども達に見せたいと集まったのが
写真のメンバー。これからの沖縄のキャリア教育を支えるための
基礎的な調査・研究になるだろうと自負している。乞うご期待!
2012年01月12日
一朝入魂(291)新しい沖縄10年計画
来年度からの10年間の沖縄振興計画の土台となる
「沖縄21世紀ビジョン基本計画」に関する意見交換会と
住民説明会が今日からスタートする。
県の計画案は昨年11月に決定され、振興審議会の各専門部会に
諮問されているが、これに加えて住民や県内各市町村の首長の
意見を聴き、それに反映させようというものだ。
これまで国による10年単位の沖縄振興計画を40年にわたって
実施してきた。そのおかげで社会基盤はかなり整備されたが
経済振興に関しては力強い動きを生み出す結果に至っていない。
それは中央主導の施策をそのまま当てはめたため
沖縄の地域性や経済規模とフットせず、実態に沿わない内容
だったからではないか?という指摘がある。
今年の新春インタビューを見ると、政府も県も今回の沖縄振興
政策が最後という認識でいるようだ。額に汗して自ら計画を練り
沖縄振興の“しくみ”を生み出す生きた計画にするためにも
住民説明会と意見交換会には多くの人に参加してほしい。
寄せられた意見は基本計画に反映されるが、より具体的な意見は
実行計画の中にも積極的に取り入れたい(県企画部調整課担当者談)
「沖縄21世紀ビジョン基本計画」に関する意見交換会と
住民説明会が今日からスタートする。
県の計画案は昨年11月に決定され、振興審議会の各専門部会に
諮問されているが、これに加えて住民や県内各市町村の首長の
意見を聴き、それに反映させようというものだ。
これまで国による10年単位の沖縄振興計画を40年にわたって
実施してきた。そのおかげで社会基盤はかなり整備されたが
経済振興に関しては力強い動きを生み出す結果に至っていない。
それは中央主導の施策をそのまま当てはめたため
沖縄の地域性や経済規模とフットせず、実態に沿わない内容
だったからではないか?という指摘がある。
今年の新春インタビューを見ると、政府も県も今回の沖縄振興
政策が最後という認識でいるようだ。額に汗して自ら計画を練り
沖縄振興の“しくみ”を生み出す生きた計画にするためにも
住民説明会と意見交換会には多くの人に参加してほしい。
寄せられた意見は基本計画に反映されるが、より具体的な意見は
実行計画の中にも積極的に取り入れたい(県企画部調整課担当者談)
2012年01月11日
一朝入魂(290)人生はVSOPだ
1994年に放送されたNHKドラマに「銀行-男たちのサバイバル」
という作品がある。
バブル崩壊後、銀行の合併が相次いだ頃のドラマで当時の銀行を
50代の同期入社3人の行員(中村敦夫・橋爪功・小林捻侍)を通して
描いた作品だった。私が初めてハマった社会派のドラマである。
そのワンシーンが今でも忘れられない。
とあるバーで中村敦夫がブランデーを手に
「人生はV.S.O.Pだ」というセリフがあった。
確か同期の橋爪功と「バイタリティーの20代、○○の30代・・・」と
バンカーとしてのこれまでの職業人人生を振り返るシーンで
劇中何度か出てきたサブキーワード的な言葉だったと思う。
なんとかVまでは覚えていたのだがSは何のSなのか、
Oは?Pは?と、20年近くずっともどかしく思っていたが、
昨日、ひょんなところでその答えに出会った。
もどかしさを解消してくれたのは私のメンターの一人。
白井旬さんである。先週琉球大学の講義で使用したという
資料にまさにVSOPについての記載があったのだ。白井さんの
資料と、ドラマの記憶をたどると、人生のVSOPとは・・・
20代は、気力体力ともに無理の利く20代は活力(Vitality)を
持って働く。どんな仕事も断らず自分の限界を超えるくらい
取り組む。
30代になったら、その中から、○○といったらあなた。
というように自らが最も得意とする分野とする専門度(Speciality)を
高める。
40代になったら、その専門分野に創意工夫を重ね、独創性(Originality)
を織り込んでいく。
50代に達したら、人格(Personality)を磨き、自らの業務だけではなく
「誰かのために」を意識して働く。公共性をプラスして人間性を磨く。
ということであろう。
人生のVSOPによると、私は今、スペシャリティの30代を
過ごしている“はず”である。
しかしバイタリティあふれる20代をおろそかにしたツケを
実感する毎日。その遅れを取り戻すべく、
バイタリティ+スペシャリティ溢れる30代を過ごそうと思う。
という作品がある。
バブル崩壊後、銀行の合併が相次いだ頃のドラマで当時の銀行を
50代の同期入社3人の行員(中村敦夫・橋爪功・小林捻侍)を通して
描いた作品だった。私が初めてハマった社会派のドラマである。
そのワンシーンが今でも忘れられない。
とあるバーで中村敦夫がブランデーを手に
「人生はV.S.O.Pだ」というセリフがあった。
確か同期の橋爪功と「バイタリティーの20代、○○の30代・・・」と
バンカーとしてのこれまでの職業人人生を振り返るシーンで
劇中何度か出てきたサブキーワード的な言葉だったと思う。
なんとかVまでは覚えていたのだがSは何のSなのか、
Oは?Pは?と、20年近くずっともどかしく思っていたが、
昨日、ひょんなところでその答えに出会った。
もどかしさを解消してくれたのは私のメンターの一人。
白井旬さんである。先週琉球大学の講義で使用したという
資料にまさにVSOPについての記載があったのだ。白井さんの
資料と、ドラマの記憶をたどると、人生のVSOPとは・・・
20代は、気力体力ともに無理の利く20代は活力(Vitality)を
持って働く。どんな仕事も断らず自分の限界を超えるくらい
取り組む。
30代になったら、その中から、○○といったらあなた。
というように自らが最も得意とする分野とする専門度(Speciality)を
高める。
40代になったら、その専門分野に創意工夫を重ね、独創性(Originality)
を織り込んでいく。
50代に達したら、人格(Personality)を磨き、自らの業務だけではなく
「誰かのために」を意識して働く。公共性をプラスして人間性を磨く。
ということであろう。
人生のVSOPによると、私は今、スペシャリティの30代を
過ごしている“はず”である。
しかしバイタリティあふれる20代をおろそかにしたツケを
実感する毎日。その遅れを取り戻すべく、
バイタリティ+スペシャリティ溢れる30代を過ごそうと思う。
2012年01月10日
一朝入魂(289)県立中部病院の研修制度を全国に!
今朝の日経新聞の一面に、
厚生労働省が「総合診療医」育成を検討
*「総合診療医」という名称は仮称
という見出しが踊った。
高齢化で医療の重心が病院から在宅へと移る中、「頭が痛い」
「胸が苦しい」などの症状をもとに病名を特定。その治療ができる
高い診察能力を持つ医師を養成し、柔軟に対応できるお医者さん
を育てようというのがその目的である。
意外と知られていない話しだが、
沖縄は“総合診療医”養成の先進県である。
その中心的役割を担うのが沖縄県立中部病院である。
沖縄は第二次世界大戦で医師の数が激減。しかもアメリカ軍の統治が
1972年まで続き、琉球大学に医学部が設置される1979年まで医師を
自県で育成できなかった。そのため一人の医師がどんな患者でも診る
必要があった。そんな沖縄の医療事情に応えるため、県立中部病院は
若い医者を育て医療提供を支えてきた歴史がある。
アメリカ軍の統治の影響もあり、その研修方法はアメリカ式。
1年目を2年目が教え、2年目を3年目が教えていくという「屋根瓦方式」で
研修し若手医師にも役割を与えていると聞く。24時間どんな患者も断らな
いという基本理念を胸に、的確な臨床能力を持った優秀な医者を県立中部
病院は排出してきた。
県立中部病院の先生方は中部地区の、沖縄県の救急医療の最後の砦として
緊急の患者さんはどんなことがあっても受け入れるという気概を持った先生が
多い。沖縄県は救急車のたらい回しがないと言われているが「24時間365日
平等に医療を提供する」という中部病院の基本理念が全県に行き渡って
いる証拠といえよう。それも中部病院の「生え抜きの先生が次の先生を育てる」
という研修システムのおかげであろう。
総合研修医制度を確立する際には、是非、沖縄県立中部病院の研修制度を
参考によりよいメニューを作成してほしい。
厚生労働省が「総合診療医」育成を検討
*「総合診療医」という名称は仮称
という見出しが踊った。
高齢化で医療の重心が病院から在宅へと移る中、「頭が痛い」
「胸が苦しい」などの症状をもとに病名を特定。その治療ができる
高い診察能力を持つ医師を養成し、柔軟に対応できるお医者さん
を育てようというのがその目的である。
意外と知られていない話しだが、
沖縄は“総合診療医”養成の先進県である。
その中心的役割を担うのが沖縄県立中部病院である。
沖縄は第二次世界大戦で医師の数が激減。しかもアメリカ軍の統治が
1972年まで続き、琉球大学に医学部が設置される1979年まで医師を
自県で育成できなかった。そのため一人の医師がどんな患者でも診る
必要があった。そんな沖縄の医療事情に応えるため、県立中部病院は
若い医者を育て医療提供を支えてきた歴史がある。
アメリカ軍の統治の影響もあり、その研修方法はアメリカ式。
1年目を2年目が教え、2年目を3年目が教えていくという「屋根瓦方式」で
研修し若手医師にも役割を与えていると聞く。24時間どんな患者も断らな
いという基本理念を胸に、的確な臨床能力を持った優秀な医者を県立中部
病院は排出してきた。
県立中部病院の先生方は中部地区の、沖縄県の救急医療の最後の砦として
緊急の患者さんはどんなことがあっても受け入れるという気概を持った先生が
多い。沖縄県は救急車のたらい回しがないと言われているが「24時間365日
平等に医療を提供する」という中部病院の基本理念が全県に行き渡って
いる証拠といえよう。それも中部病院の「生え抜きの先生が次の先生を育てる」
という研修システムのおかげであろう。
総合研修医制度を確立する際には、是非、沖縄県立中部病院の研修制度を
参考によりよいメニューを作成してほしい。
2012年01月09日
一朝入魂(288)
新成人の皆さんおめでとう。
今日は成人の日。
県内のおよそ半分の市町村では昨日成人式だったというから
昨日の宴の疲れから、今日はゆっくりスロースタートという人も
多いかもしれない。
今年は昨年の大震災後初めての成人式とあって、多くの新成人は
「自分たちが日本を変えていくんだ」という自覚を持っている人が多
いと聞く(共同通信2012.1.6.配信「日本を変えたい」8割 新成人、ネット調査より)
いや、何もこれは今年だけの傾向ではないと私は思う。
これまで、沖縄をはじめ全国各地の“荒れた成人式”ばかりが取り上
げられ、なかなか表出することはなかっただけで「我こそが」と社会に
立ち向かおうとする若者はたくさんいたに違いない。私はそう信じている。
今年の沖縄は、いや日本は大きな歴史の転換点となる1年になるだろう。
沖縄では2月の宜野湾市長選挙を皮切りに、県議会議員選挙など、市民
の声を反映させる機会が多い。衆議院の解散・総選挙もあるかもしれない。
そして、世界に目をむければアメリカの大統領選挙など、主要各国のリーダー
を決める選挙が行われる。それにともない、これまでの価値観を捨てて新しい
考えを説きこれまでにない価値観を身にまとう時代になると思われる。
その中で、守るべき価値観、置いていく価値観をどう取捨選択するかが
各人に問われる訳だが、その中で大人の仲間入りを果たした意味は何な
のか、是非考えて行動して欲しい。
そして、私は大人としてそれを支えられる人でありたい。
今日は成人の日。
県内のおよそ半分の市町村では昨日成人式だったというから
昨日の宴の疲れから、今日はゆっくりスロースタートという人も
多いかもしれない。
今年は昨年の大震災後初めての成人式とあって、多くの新成人は
「自分たちが日本を変えていくんだ」という自覚を持っている人が多
いと聞く(共同通信2012.1.6.配信「日本を変えたい」8割 新成人、ネット調査より)
いや、何もこれは今年だけの傾向ではないと私は思う。
これまで、沖縄をはじめ全国各地の“荒れた成人式”ばかりが取り上
げられ、なかなか表出することはなかっただけで「我こそが」と社会に
立ち向かおうとする若者はたくさんいたに違いない。私はそう信じている。
今年の沖縄は、いや日本は大きな歴史の転換点となる1年になるだろう。
沖縄では2月の宜野湾市長選挙を皮切りに、県議会議員選挙など、市民
の声を反映させる機会が多い。衆議院の解散・総選挙もあるかもしれない。
そして、世界に目をむければアメリカの大統領選挙など、主要各国のリーダー
を決める選挙が行われる。それにともない、これまでの価値観を捨てて新しい
考えを説きこれまでにない価値観を身にまとう時代になると思われる。
その中で、守るべき価値観、置いていく価値観をどう取捨選択するかが
各人に問われる訳だが、その中で大人の仲間入りを果たした意味は何な
のか、是非考えて行動して欲しい。
そして、私は大人としてそれを支えられる人でありたい。
2012年01月06日
一朝入魂(287)
限りなくお昼に近い一朝入魂で恐縮だが、先ほど仲井真知事の
定例記者会見を取材してきた。

2012年最初の会見で、環境影響評価の評価書提出で少々慌ただ
しい中で行われた会見だったが、知事からの発表事項は沖縄振興
と基地の跡地利用に関する法律の早期制定を要望するという話が
中心だった。
(まぁ、知事の性格から進んで評価書の話しをするとは思えないが・・・)

知事はまず、今回の振興計画は過去40年の振興計画と違うと強調。
それゆえに今回は沖縄が作った計画に国が支援するという形を
とってもらい、いずれ沖縄予算の全額を一括交付金化
してほしいと述べた。
記者からの「県の計画に対し国の修正が入るのでは?」という質問に
対しても「21世紀ビジョンを骨格にした基本計画を作り実行計画を
作っている段階。いまのところ計画はこれしかないのだから県の
計画に沿って国も支援して欲しい」と引続き、県の自由度拡充に向けて
政府と交渉していく決意を語った。アジアの投資を呼び込み、アジアと
競争できる税制の改正や創設も求めていくという。

また、基地の跡地利用に関しても、返還前の調査や計画の立案は
もちろん、土壌汚染の環境改善や不発弾の調査・処理に関する明確
な規定を法律に盛り込んで欲しいと述べ、基地の跡地利用に関する
交渉も今後政府と詰めていく考えを示唆した。

さて、今日の知事の話を聴きながら感じたこと。
昨年末、沖縄県は来年度の一括交付金として1575億円を手にした。
県の要望に添う形での予算配分だが、現場は予想を上回る交付金の額に驚き
その割り振りに苦心しているという話しを聴く。
そして事業の選定にあたっては内閣府と一定の調整が必要
という話しも耳にする。
そうなると、何のための「自由」だったのかと疑問に感じるし、
「あなた達では自由に使えない」と、財務省に付け入る隙を
与えかねない。手にしたお金をどう生きたお金として使うのか。
県の手腕が問われる。
「自由に使わせてくれ!」と叫びはしたものの・・・
それを謳歌するのは案外難しい。
もしかすると知事も感じておられないだろうか。
記者からはもちろん、評価書に関する質問も飛んだが。。。
詳細は明日の新聞に目を通して欲しい。
定例記者会見を取材してきた。

2012年最初の会見で、環境影響評価の評価書提出で少々慌ただ
しい中で行われた会見だったが、知事からの発表事項は沖縄振興
と基地の跡地利用に関する法律の早期制定を要望するという話が
中心だった。
(まぁ、知事の性格から進んで評価書の話しをするとは思えないが・・・)

知事はまず、今回の振興計画は過去40年の振興計画と違うと強調。
それゆえに今回は沖縄が作った計画に国が支援するという形を
とってもらい、いずれ沖縄予算の全額を一括交付金化
してほしいと述べた。
記者からの「県の計画に対し国の修正が入るのでは?」という質問に
対しても「21世紀ビジョンを骨格にした基本計画を作り実行計画を
作っている段階。いまのところ計画はこれしかないのだから県の
計画に沿って国も支援して欲しい」と引続き、県の自由度拡充に向けて
政府と交渉していく決意を語った。アジアの投資を呼び込み、アジアと
競争できる税制の改正や創設も求めていくという。

また、基地の跡地利用に関しても、返還前の調査や計画の立案は
もちろん、土壌汚染の環境改善や不発弾の調査・処理に関する明確
な規定を法律に盛り込んで欲しいと述べ、基地の跡地利用に関する
交渉も今後政府と詰めていく考えを示唆した。

さて、今日の知事の話を聴きながら感じたこと。
昨年末、沖縄県は来年度の一括交付金として1575億円を手にした。
県の要望に添う形での予算配分だが、現場は予想を上回る交付金の額に驚き
その割り振りに苦心しているという話しを聴く。
そして事業の選定にあたっては内閣府と一定の調整が必要
という話しも耳にする。
そうなると、何のための「自由」だったのかと疑問に感じるし、
「あなた達では自由に使えない」と、財務省に付け入る隙を
与えかねない。手にしたお金をどう生きたお金として使うのか。
県の手腕が問われる。
「自由に使わせてくれ!」と叫びはしたものの・・・
それを謳歌するのは案外難しい。
もしかすると知事も感じておられないだろうか。
記者からはもちろん、評価書に関する質問も飛んだが。。。
詳細は明日の新聞に目を通して欲しい。
2012年01月05日
一朝入魂(286)

今日もすこし「ハレ」と「ケ」に関する(?)話題を。
確か、河合隼雄の本だったと思うが「日本人は何か祝い事が
あると親類や隣近所にお餅を配ったりする。それは、日本人に
「ふたつよいことはさてないものよ」という意識があるから
だろう」という話があった。
私たち日本人は「よい」ことがあると、バランスをとるかのように
何か「わるい」ことがあるかもしれないと覚悟をする。そうするこ
とで起こり得る苦難や苦痛を積極的に引き受けて、難を軽くして
いるというのである。
祝い事があると親類や隣近所にお餅を配ったりするのは、
「よいこと」「わるいこと」のバランス感覚を維持するために
なされた側面がある。という話だ。
最近、この考え方が妙にしっくりくる。
私は最近、とっても嬉しいことや大きな困難と感じることに
立ち向かったとき「ふたつよいことさてないものよ」とつぶやく
ようにしている。
それは有頂天になって、謙虚さを失ったり横暴にならない
ための戒めであり、自分の人生がマイナスだけではないと
気づくためのヒントにもなったりする魔法の言葉だ。そして
時に、困難に陥った原因が見えてくることもある。
ゆりかごから墓場までを鳥瞰的に見ると、運、不運は
限りなくプラスマイナスゼロなんだと思う。それは棺桶に入る
まで全くわからない。いや人生を精算するまで今感じている
「よいこと」は実は悪いことで「悪いこと」が「よいこと」だってこと
もあるかもしれない。(だから私は「困難」でなはくあえて「困難と
感じること」と書いている)
そんな人生の中で、いかに運の針を「プラス」側に振れさせるかを
考えたとき、一番いいのは「ふたつよいことさてないものよ」とつぶ
やいて自分が感じた幸せをみんなと共有することなのではないか
と思う。
現代の私たちも、祝い事があったら、お餅を配るといった古い
習慣や儀式に準じればよいのだ。何か幸せなことがあれば、
それを独り占めせず、より多くの人と分かちあうのだ。
・・・なんてちょっとちょっときれいごとを書いたが、確か河合先生
は「金をもうければそれ見合った税金を払うのと一緒」とこの話を
結んでいた記憶がある。そう考えると、わかりやすく、ちょっと気が
楽になるか。
所詮、人生は三歩歩いて二歩下がるの繰り返し。
人間のココロの歩みは、どんなに時の流れがスピード化しても
そんなに変わらない。いいことも、わるいこともすべて糧として
受け入れ少しでも前に進もうとすることに、人生の意義があるの
だろうと思う。
2012年01月04日
一朝入魂(285)

昨日、チラリとではあるが映画「男はつらいよ」を見る機会があった。
1980年公開の「寅次郎かもめ歌」偶然にも私が生まれた年である。
ここ数年毎年のように「正月らしさがない」とぼやいているが
寅さんエンディングおきまりの正月風景を見て
「あぁ、お正月なんだなぁ」と感じることができたような気がする。
沖縄タイムスの正月号に、あるファミリーの40年前と今の沖縄の
正月の過ごし方の変化が特集されていた。晴れ着を着て家族で
写真を撮った40年前の正月と比べ今の正月はだいぶライトにな
っている。
寅さんと、このファミリーを見てふと感じる。
そう、正月らしさって、受動的なものではなく、もっと能動的に
感じる努力をするものなのかもしれない。「ハレ」と「ケ」の区別が
薄まりつつある時代だからこそ、特に強い意識が必要だろう。
日本人の伝統的な世界観のひとつに「ハレとケ」。

ハレ(晴れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、
ケ(褻)はふだんの生活である「日常」。
私たち日本人は、ハレの場において、衣食住や振る舞い、
言葉遣いなどを、ケとは画然と区別してきた文化がある。
私の場合、節目節目の行事に無頓着な家庭に育ったこと
もあり年中行事とこれまでほとんど関わることなく生きてきた。
しかし、社会人になり、結婚して諸行事と接していると、この
ハレとケの画然とした区別に大きな意味があり、その中に
私達の日々の営みと成長があるのだと感じるようになった。
特にお正月にお雑煮を食べたり、今日のような年始会に出席
すると強く感じる。
諸説あるそうだが、私は「ハレ」と「ケ」はある種の循環モデルだ
という説に心惹かれる。
私達の日常生活を営むための「ケ」のエネルギーが枯渇するのが
「ケガレ(褻・枯れ)」であり、「ケガレ」は「ハレ」の祭事を通じて回復
するという考え方だ。個人的にはお正月の「ハレ」にそのパワーが
強く秘められている気がする。
今日から仕事始めという会社も多いだろう。
職場の仲間と「ケ」の力をしっかり蓄えて欲しい。





